もう15年以上前の話です・・・
亡くなった筈の方から電話が来た
その時のお話をします
アダルトのお仕事をしていると
人間関係の裏街道を歩いている方もいらっしゃいまして・・・
とある方が(元モデルさん)自殺したと言う事を聞いていまして
何回か撮影をしたことのある方だったので
死に目に会えなかった残念さを感じていました
葬儀、告別式とつつがなく終わったようで
その方の事を忘れかけていた時
一本の携帯電話で真っ青になった
真夜中ではないですが、夜の8時ごろに一本の電話が鳴りました
着信番号にその方の名前が出ているではないですか!!
基本的にオカルト関係は大っ嫌いな性格です
小学生の夏休みの時、親戚一同(子供だけですが)で
『エクソシスト』を見に行くと言う事になって
柱にしがみついて泣き叫び行かなかった事があるぐらいです
そんな俺ですからこの電話には出られませんでした
翌日、同じ時刻にまた電話がかかってきました
『これは出てあげるのが供養かな?』そう考え、意を決して
電話に出ました・・・・
俺『もしもし』
電話『・・・・あの、すみません』
俺『なんでしょうか?(半泣きです)』
電話『井上監督さんでよろしいでしょうか?』
俺『・・・はい、そうです(俺を狙い撃ちか?)』
電話『生前○○がお世話になりました、姉で御座います』
俺『・・・(腰が抜ける)』
電話『妹が馬鹿なことをやってしまい、父も母も憔悴しておりまして』
俺『・・・(そうでしょうなー)』
電話『少しでも事情を御存知の方がいらっしゃいましたらと思いまして』
俺『・・・・』
電話『それで、失礼かとは思いましたんですがお電話させていただきました』
俺『そうですか・・・妹さんとは・・・・・(以下自粛)』
事情も話せず、AVの事をうすうす感ずいているお姉さんに
あいまいな返事しか出来ませんでした。
今このコラムを読んでいる彼方の所にも
もしかしたら亡くなった方から電話が来るかもしれませんよ
御用心を・・・・。
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