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スマホカメラで写真をアートに昇華させるために考える事・その1、明るさは暗めに仕上げる事も考える事もお薦めです

スマホカメラで写真をアートに昇華させるためには

適正な露出が良いとは限らないって知っていましたか?

写真をアートに仕上げたいと考えるなら、常識は捨ててしまう事をおすすめします

写真技術において露出(ろしゅつ、英語: exposure)ないしは露光(ろこう)とは、フィルム、乾板などの感光材料やCCD、CMOSなどの固体撮像素子を、レンズを通した光にさらすこと(現在のカメラでは通常シャッターの開閉により、これを行う)。またはカメラのレンズを通過してくる光の総量や、画像そのものの明るさのことをいい、これらはレンズの絞り(F値)と露光時間(シャッター速度)及びフィルム感度の組み合わせによって決まる。
また、フィルムに記録された画像を印画紙にプリントするために、引き伸ばし機などを使って印画紙に像を焼き付けることもさす。撮影時のことを露出、プリント時のことを露光と呼んで区別することもある。

『露出(写真)』Wikipediaより

この写真を見てどう思いますか?

適正露出から見ると、若干露出不足になっています。

同じ時に撮影した、一般の方がやりがちな写真がこちらです。

どうですか?

ストロボを使った撮影です。

常識的に言ったら暗かったらストロボをたきます。

ストロボをたく事でシャッタースピードが速くなります。

手ブレを防いでくれる、最も手軽な方法です。

ですが、手ブレがすべて悪いと思いますか?

ストロボは諸刃の剣です。

被写体をきれいに撮影する。特に写真館などで撮影するならばストロボは有りです。

それでは上の2枚の写真、どちらが『アートっぽい』でしょうか?

個人的にはストロボを使っていない写真の方がアートっぽく見えます。

暗い(アンダー)の写真は良くないと思う常識をいったん横に置くこともお奨めします


上の写真よりさらに半絞りぐらい暗い写真です。

写真の基本は露出×シャッタースピードです。

見た目ではそれほどの違いはありませんが、グラフで見てみましょう。

どうですか?

一枚じゃわかりませんよね。

では、もう一枚。

上の2枚のグラフです。

見た目ではそれほど違いはありませんが、グラフでは大違いです。

写真は計算で仕上がりを経験から予測できますから、難しい事は考えずにとにかくシャッターを切りましょう


昔は写真を撮る事にお金がかかりました。

ですがデジカメになってから撮影する事にかかる金額は限りなくゼロに近くなっています。

僕のお勧めする写真の上達方法は、とにかくシャッターを切る事です。

フィルムも、現像も、プリントもかかりません。

デジカメで撮影して、データで見るだけだったら、最初にカメラとデータカードを購入したら、後は電池と充電代だけです。

いくらでも撮影できてしまいますから、経験則で計算出来るまでシャッターを切りましょう。

もっと暗くても良い写真はあります

暗い

この写真はかなり暗い仕上がりです。

これを標準の明るさに加工してみます。
標準

どうですか?暗い写真と、標準の写真、どちらがステキな写真になっていると思えますか?

僕は暗い写真がの方が好きですね。

写真に『色気』があると言いますが、写真に何らかの魅力を感じる事を『色気』とか『エロさ』と言います。

暗さは悪いのではなくて、暗さは芸術性であると考え方をシフトする事も一つの選択肢なのです。

次は手ブレついて、アートの面で考えてみましょう。

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ストアカ

井上 慎介

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