メラビアンの法則は嘘の塊です!!
と言われたら、あなたはどう思いますか?
ビックリしますよね。
『メラビアンの法則』というものを聞いたことがありますよね。
アメリカの心理学者で、アルバート・メラビアンというUCLAの心理学名誉教授が提唱している、
コミュニケーションに於ける心理学的な効果です。
心理学的なセミナーや、サラリーマンの新人研修、営業研修でよく引用されがちな法則です。
まー、セミナーなどでも良く引用されます。
3Vの法則とか・・・聞いたことありますよね?
嘘と言ったら言い過ぎかもしれませんが、それに近い事を言っているセミナー講師があまりにも多いのです。
メラビアンの法則の真実とは?
3Vの法則と言われることもありますね。
Verbal(言語情報)・・・言葉そのもの
Vocal(聴覚情報)・・・声のトーンや、間の取り方
Visual(視覚情報)・・・身振りや、表情など
人間は五感を使って、外界から情報を取り入れます。それ以外はないのですが、コミュニケーションで言うならば、一般的には視覚情報と、聴覚情報を使います。
では、コミュニケーションに於いて、正しく相手に伝えることが出来るかどうかですが、
それは相手がすべてを決めるのです。こちらがどういう思いでコミュニケーションを取ろうとしているか、相手にとっては関係ないのです。
大切なことは、相手に自分の思いをどう伝えるか、どうすれば伝わりやすくなるか。それに尽きるのです。
メラビアンの法則の真実は、限定条件にあります
メラビアンが行った実験では『ある限定条件下でコミュニケーションの伝わり方』なのです
その条件とは、話している内容と、身振り手振り、声のトーンなどがチグハグだった場合、どれに信憑性を持つか?という事だったのです。
この条件下だと、身振り手振りが一番説得力を持つという事になります。
メラビアンの法則に騙されない
メラビアンが言っている事は、コミュニケーションに於いて、大切な事は『言葉、ボディランゲージ、音声情報』を一致させることです。
総てが一致しているならば、一番説得力があるのは言葉なのです。
ですから言葉を大切にしてください。
一番説得力があるコミュニケーションは言葉を使って意思を伝える事なのですから。
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