スマホカメラか、コンパクトデジカメか、決め手はたった1つ、レンズ交換が必要かどうかです。
スマホカメラの性能は商業印刷に耐えうる業務カメラ性能です
今のスマホカメラはとても性能が良いです。一昔前の業務用のデジカメを凌駕している機種すらあります。
特にiPhone7Plusに至っては、プロカメラマンの僕が日常、携帯するコンパクトデジカメを持たなくなったぐらいです。
それぐらいに性能が向上しています。
とは言え、スマホカメラにも弱点はあります。それは『レンズ交換が出来ない』ということです。
これはスマホカメラの構造的に簡単には解消出来る問題ではない事はお判りだと思います。
スマホカメラは、機能的にカメラよりも電話ですし、携帯端末です。これは動かし難い事実です。
筐体に凹凸があっては邪魔になりますから、望遠レンズや広角レンズは搭載出来ないのです。
スマホカメラでズームすると、画質が落ちるって知っていましたか?
レンズ交換が出来ないという事は、必然的にデジタルズームを採用するしかないのですが、デジタルズームは画面の一部を切り取る事でズームをする事と同じ画角にするので、結果として画質が劣化します。
レンズ交換タイプのスマホカメラでも出たら嬉しいとは思いますが、そこまで需要があるとは思えませんね。
それならばコンパクトデジカメに、スマホ機能を搭載した方が良いと思います。
実際に、パナソニックから出ていました。『LUMIX CM10』です。今でも売ってるのかな?
では、スマホカメラで望遠レンズを付けたいと思ったらどうすれば良いか?
スマホカメラのレンズ部分にクリップオンする広角レンズや、望遠レンズもありますが、潔くデジカメを使う事をお勧めいたします。
なぜなら、どんなに性能が良いクリップオンタイプの望遠レンズだとしても、スマホカメラはコンパクトデジカメにはかないません。
手軽な使い方をするならスマホカメラの方をお勧めします
それぐらいにコンパクトデジカメは性能が良いです。特にソニーのRX100シリーズは名機と言っても過言ではありませんね。
僕が仕事で使うカメラのサブ機として使っていますから。プロカメラマンのニーズに応えてくれます。
ですが、スナップ写真や、メモ代わりに撮影するならば、カバンからカメラを出し、ケースを開け、電源を入れるコンパクトデジカメよりも、アプリをクリックするだけのスマホカメラの方が便利です。
画質の面でもコンパクトデジカメとスマホカメラ(特にiPhone7Plus)だったら、印刷にも対応します。それぐらいに画質が良いですね。
コンパクトデジカメとスマホカメラのがどちらかを選ばなければいけないという事になるならば、レンズ交換が必要かどうかで選ぶ事をお勧めいたします。
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