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軽いテーマを使う事の意味とは?
超軽いワードプレスのテーマを発見しました。それは『Susty WP』です。
僕が書籍の方のランディングページに使っているテーマなのですが、スマホビューがシンプルで見やすく、しかも読み込みが1秒未満という僕が見て来た中で最速のテーマです。
今のWEB環境は、果てしなく重くなっています。動画に、綺麗なカルーセル写真や、スライドショー・・・本当にそんなのが必要でしょうか?
情報のミニマリストじゃないですが、伝えたいことをシンプルに伝える事が重要だと思うんですよね。
動画編集歴30年以上のキャリアから言うと、編集は出来るだけシンプルに!
僕は映像の仕事をしています。動画の編集も、、始めたのは昭和の終わりでした・・・編集歴でいうと30年以上やっています。
その感覚でいうと、編集はシンプルな方がいいですし、フィルター加工もできるだけやらない方がいい。なぜならば、動画の編集で、色々と加工をするのは、ベースにある素材に力がないからです。
もし、色々と加工した方が視聴者に効果的な効果があるとしたら、映像で一番お金がかかって、お客様から直接お金をいただく『劇場映画』が加工だらけの編集になっているはずです。
ですが、実際はどうですか?ゴテゴテと加工をした映画はありませんよね?CGにしたって、昔は『THE・CG』といった感じの効果を狙って使っていましたが、フォレスト・ガンプ以降の映画は、極力CG臭さを排除する傾向にあります。
テレビドラマだって、ゴテゴテとしたCGは使っていません。そこに意味がないとわかっているからです。
webの動画は画に力が無いから加工で勝負するしかないんです!
ですが・・・これがwebの世界に来ると一気にCGなどの効果に走ってしまうのです。その理由として考えられるのが、素材の力が弱いからです。
動画しろ、静止画にしろ、『画に力が無い』と言いますが、魅力のある素材を用意する事ができないから、どうしたって、フィルター効果でだますしか無いんです。
僕がやるお仕事は、商業の映像を扱います。基本的に、素材で勝負をする方式なので、フィルター加工は『なるべく目立たないように』ですし、
動画の繋ぎは、基本カット繋ぎで、心象風景的な場面だったら、クロスフェード(オーバーラップ)ぐらいですね。
それ以上の効果は、自分から力が無いといっているようなものです。
これをwebのサイト作成で考えたら、ド派手に動画を持って来たり、カルーセルで興味を無理やり持たせるような手法が良いか?僕は違うと思います。
webのミニマリストは、シンプルで力のある素材を用意する必要がある!
webで必要なのは、シンプルな写真や動画と、説得力のある文書だけで良いのでは無いか?僕はそう思います。
ミニマリストという言葉、僕の嫌いな(笑)がありますが、情報方の時代だからこそ、情報のミニマリストがあっても良いのでは無いでしょうか?
ソースをゴテゴテかけ過ぎる、前時代のフランス料理よりも、近海で取れた新鮮な魚を刺身で頂く事に喜びを感じるのが日本人だったんじゃ無いかな?
僕はそう思います。その意味で、サイト作成でシンプルで、軽いというのは、今の時代に求められるキーワードだと思います。
Susty WPというWordPressの無料テーマを使う事が、情報ミニマリストへの近道かも知れません。有料のリッチなテーマの真逆に存在しています。
軽いテーマのサイトを作りました。僕の書籍からのLP(ランディングページ)なのですが、とにかく表示速度だけを気にして作りました。
美しさ(リッチ)を追求するならば、有料の動画を得意とするテーマを使いましょう!
あなたがご覧の、このサイトのテーマは、DigiPressというメーカのVoyageurと言う、動画を全画面表示させるのが売りのテーマなのですが、どうしても重いんです。
これは仕方ない事ですが、僕の仕事が、動画を扱うので、世界観として、動画が必要だからです。ですが、他にも数十個のサイトを作っていますが、そのほとんどが動画を前面に持ってくることはありません。
なぜなら、ページが重くなって、表示が遅くなってしまうからです。
今の時代、『より速く』が求められます。5Gの時代になったらどうなるかはわかりませんが、少なくとも、令和元年の今は、より速く表示させる必要があり、その為の方策としては、より軽いコンテンツ制作が必須なのです。
素材が軽くても、テーマは重かったら、総てが台無しです。
まとめると『軽い素材と、軽いテーマ』で構築するっていうことですね。
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